3月10日、フリーアナウンサーの小林麻耶が整体師で宇宙ヨガインストラクターの國光吟氏との離婚を発表した。2人は2018年7月に「交際0日」で結婚し、その後は2人一緒にテレビ出演することもあったが、2020年11月に当時所属していた生島企画室を離れてからは表舞台に姿を見せることはなくなった。今後、彼女のテレビ復帰はあるのか。キー局関係者は「事情をハッキリ把握できていない」と困惑する。
「離婚について書いた夫のブログを“リブログ”する形で、麻耶さん自身は何も書いていない。距離を置くための手段なのか、本当はまだ繋がっているのか、いまいちわかりづらい。この状況ですと、そう簡単にはオファーを出せないですね。過去の経緯もありますし」(以下同)
小林麻耶は青山学院大学時代に明石家さんま司会の恋愛トーク番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に出演して話題を振りまき、2003年にTBSにアナウンサーとして入社。『チューボーですよ!』や『輝く!日本レコード大賞』など局の看板番組の進行役を務め、人気アナとして多忙な日々を送った。2009年に退社し、妹・麻央さん(故人)が在籍していた『セント・フォース』に所属。独立直後にメインキャスターを務めた『総力報道!THE NEWS』(TBS系)は視聴率低迷により1年で幕を閉じたが、『バイキング』(フジテレビ系)などバラエティで活躍していた。
「もちろんテレビ復帰の可能性がないわけではない。ただ、ここ数年はトラブルメーカーのイメージが付いて回っている。また、30年前と違って、今のテレビは面倒なイメージの付いた人を避けたがる傾向もある。昔なら、ワイドショーが直撃に行って話題になり、すぐにどこかの局が番組で起用していたでしょう。面倒そうな人のほうが視聴率に結び付くし、そういう人が求められる場所がテレビだった。しかし今のテレビはお行儀のいい人、トラブルのない人しか出られないような空気になっている。小林麻耶さんのテレビ復帰はハードルが高いかもしれません」(テレビ局関係者)
“芸能界の駆け込み寺”の助け舟だったが…
2016年、麻耶は仕事と乳がんで闘病生活を送る妹の看病などで過労に陥り、活動を休止した。翌年6月には最愛の妹を亡くした。そして2018年7月に結婚。同時に芸能界引退を表明したが、1年も経たないうちに復帰を果たし、フリーアナウンサーの生島ヒロシが会長を務める生島企画室に所属した。芸能プロダクション関係者が事情を明かす。
「生島企画室は“芸能界の駆け込み寺”とも言われていて、スキャンダルで追われた人やトラブルのあった人など、いわゆる“扱いづらい芸能人”を再生してきた事務所です。どこのプロダクションも触れないようにしていたせんだみつおさんにも救いの手を差し伸べたほどです。逆に言えば、その時点で他の事務所は麻耶さんに対して“様子見”の状態でした」