電気やガスの燃料となる原油やLNG(液化天然ガス)、石炭などの価格が高騰したため、5月から9月まで5か月連続で値上がりしている電気・ガス料金。しかし、この円高で原油やLNGの輸入価格も下がって、電気・ガス料金も値下がりしそう。
「電気やガス料金は、3-5か月前に輸入した原料の平均価格が料金に反映されるため、値下げされるのは早くても3か月後。需給バランスなどにもよりますが、今回は11月分から多少、料金が値下がりすることも期待されます」(流通ジャーナリストの金子哲雄さん)
またガソリンの場合、原油を輸入したときの価格が反映されるのは1か月後ぐらいから。この数字を覚えておきたい。
※女性セブン2010年9月9日号