何となく気分が晴れなくて、これも更年期の症状…? そんなときにはと、管理栄養士の大石みどりさんが、更年期のつらさをやわらげるための食材を教えてくれた。
【ざくろ】女性ホルモンとよく似た成分のエストロゲンが含まれている。その他にもエラグ酸、酒石酸、クエン酸、カリウムなどのミネラル、ビタミンが豊富に含まれ血液を浄化する作用あり。
【アボカド】ビタミンA・B・D・E・カリウム・鉄分・葉酸などを含む女性のための万能食材。良質な油分が含まれているたま動脈硬化予防や中性脂肪を減らす効果がある。
【アーモンド】カルシウム・鉄・リン・カリウム・マグネシウム・亜鉛などミネラルが豊富。抗酸化作用があり老化防止に効くとされるビタミンEの含有はトップクラス。
【にら】ビタミンA(カロチン)が豊富で、皮膚や粘膜を健康な状態に保つ。また、骨粗しょう症予防などに効果が期待できるカルシウムも豊富に含む。
【オリーブオイル】オレイン酸を多く含み、悪玉コレステロール値を下げる。また成分のひとつであるトコフェロールが紫外線による肌の老化を防ぐ効果がある。
【にんにく】ビタミン・ミネラルのほかアリシンとスコルジンという成分が含まれる。スコルジンは冷え性、不眠症に効果を発揮しアリシンは胃腸の働きを高め倦怠感を取り除く。
【とうがらし】ビタミンA・ビタミンCを豊富に含む。とうがらしといえばカプサイシン。血行をよくし食欲を増進させる効果がある。胃腸をあたためるので冷えによる腹痛や下痢を予防する効果がある。
※女性セブン2010年9月9日号