政界でよく使われている「下駄の雪」という言葉をご存じだろうか。「下駄の雪が溶けた」という表現で使われるが、この表現の意味は、以下の3つのうちのどれでしょう?
1.連立政権から離脱した。
2.与党と野党が水面下で合意した。
3.対立していた派閥が手を結んだ。
解答:1.連立政権から離脱した。
下駄の雪とは、力ある者についていく者のこと。「踏まれても蹴られてもついていきます下駄の雪」といった内容の都都逸(とどいつ)が元といわれ、もともとは自民・公明連立を表した。社民党と国民新党が民主党の下駄の雪といわれたが、社民党は5月末に普天間問題を受け、連立を離脱した。国民新党は参議院での統一会派を解消したものの、連立は継続中。
※女性セブン2010年9月9日号