脳科学者の茂木健一郎氏(48)は周囲から「元気」だと言われるのだという。また、忙しいにもかかわらず、いつも明るく仕事に励める理由も聞かれるそうだ。茂木氏がその理由を明かす。
「一つの理由として、子どもの頃からずっと走っているということがあるのかもしれないと思う。小学校の低学年から、朝早く登校をしてグラウンドを何周もした。中学、高校、大学とずっと走り続けた。今でも、朝、時間さえあれば家の近所の公園を走る。そのメタボ体型でよくもそんなに速く、と言われるくらい、勢いよく走る。
私が、人生に積極的に向き合えてこれたのも、走って鍛えた体力のおかげかもしれない。自分の体験からも、日本人はもっと走って体力を向上させるべきだと思う。愛する日本のためにも、あなたも、今日から走りませんか?」
※週刊ポスト2010年9月10日号