日本全国で、相次いで100才以上の高齢者が実際はすでに死んでいたことが判明する事件が起こっているが、「本当の日本一の高齢者」は誰なのだろうか? その後、「勝海舟の一歳年下・生きていれば186歳の男性」が戸籍上見つかるなど、全国各地で混乱の様相を呈している。
これらのケースはさすがに除外するとし、現在所在確認ができている日本最高齢者は、佐賀県三養基郡基山町在住の長谷川チヨノさん。長谷川さんは、明治29年11月20日生まれの113才で、現在は介護老人保健施設で暮らしている。
彼女について、佐賀県長寿社会課は「佐賀県として、とても誇らしいことだと思っています。佐賀県は地域の老人会の集まりが多いところで月に1回ありますし、婦人会が高齢者を集めて、おもてなしをする会などを開くところがまだまだありますので、地域レベルでご存命かどうかについては見守っていけています。行方不明者などは佐賀県にはいないという報告を各市町村から受けています」
と語っている。日本全国で100才以上の高齢者で所在がわからない人は310人を超えている(8月23日現在)という。
※女性セブン2010年9月9日号