ゴルフギアの進歩はまさに日進月歩。最新モデルには数多くの新技術が搭載されているが、それらを100%使いこなすには、やはりある程度の「作法」が必要だ。熱心な練習なんてしなくても「心がける」だけでスコアに直結する、目からウロコの「3つの鉄則」を紹介しよう。
【1】新クラブ購入には「グリップの太さ」もチェック
フェアウェイウッド(FW)やユーティリティクラブ(UT)を新たに買い足すときに気をつけるべきことは、グリップの太さ。アイアンやドライバーとメーカーが違う場合、新クラブだけ違う球筋になってしまう。細いグリップはフック、太いグリップはスライスしやすい傾向がある。グリップ交換などでできるだけ統一したい。
【2】デカヘッドは「低めのティー」が飛ぶ
ドライバーで主流の460ccデカヘッドだが、極端にティーを高くする必要はない。テンプラの危険が増すだけだ。目安はクラブを地面につけたとき、ボールの4分の1がヘッドの上に出る高さ。新型クラブは低重心化が進んでおり、この高さでもフェースの芯でボールをとらえられる。
【3】人気のカラーボール、初心者は「黄色」を選べ
イエローのカラーボールは、初心者のプレーに好影響をもたらすといわれる。林の中で見つけやすくなるだけでなく、「集中力アップ」「ボールが大きく見える」「目が離れない」などの心理効果があるという。09年、丸山茂樹プロもイエローボールを使用してツアー優勝を果たしている。
※週刊ポスト2010年9月17日号