「しゃべり方を聞いているだけで、その人が運のいい人か悪い人かがわかります」と語るのは、中華街の一画に店を構える華陽園のNo.1占い師・溟白龍氏だ。
占い師になる前は銀座の高級クラブのママを務めたり、西麻布でバーを経営した経験もある。水商売も占い師も、人を見るプロ。そして、占い師となった現在は、運気の吉凶だけでなく、人生相談まで踏み込んだ鑑定スタイルをとっている。
「お金をきっちり管理できる人は、自分が発する言葉も管理できています。金運が悪い人の特徴は、まず、むやみに流行り言葉を使うこと。“やっぱ”とか“チョー”“うざい”など、若者言葉を連発する人は、運気が低迷していると見てまず間違いないでしょう」
そして、運が悪い人は、語尾がはっきりしていないことが多い。また、話す内容も愚痴っぽく、堂々巡りになっているという。
「運をつかむ人は、占い師からのアドバイスを、ちゃんと受け止めて、さらに発展していきます。反対に、何を申し上げても、“でも、だって…”と堂々巡りになる人は、低迷からなかなか抜け出せません」
つまり、金運に恵まれる人は、年相応のきちんとした言葉遣いで、はきはきとしゃべる。意識して話し方を変えるだけで、運気は好転するというわけだ。
※女性セブン2010年9月16日号