9月17日、一緒に麻薬を使った女性を放置して死なせたとして、元俳優・押尾学に保護責任者遺棄罪で懲役2年6か月の実刑判決が出たが、この芸能人初の裁判員裁判での押尾の振る舞いについて、ビートたけしが怒っている。
「もうどうしようもない法廷だったね。『チンコ』『セックス』みたいなエロ単語がガンガン乱れ飛んだ押尾学の裁判だけどさ。やればやるほど、押尾ってのがいかにダメでバカなヤローかってのがバレちゃったよな。
テレビもチンコを『自分自身』やら『陰茎』だとかに言い換えてたけど、放送コードにひっかからないようにどうやってニュースを流そうかって、相当頭を抱えたらしいよ。
アイツは『イエス様とマリア様に誓って』とかいって無罪を主張してたけど、どうかしてるね。昔ヤッちまった女が出てきたり、自分のバカなメールを晒されたり、オイラならあれだけ恥ずかしい思いさせられるんだったら、『もう死刑でも何でもいいから早く裁判終わらせてくれ』って気になっちゃうけどな。
元ヤク中タレントがワンサカしてるロクでもない芸能界だけど、さすがにこうなっちゃうと、もう押尾の復帰は無理だろ。このVシネも顔負けのエログロ事件を起こしちゃったヤツに、頼める役柄なんてもうないね。
刑事やカタギのサラリーマンはモチロン、男気あるヤクザの役だってできやしねェだろうしさ。できるのは、自分そっくりのセコい犯罪者ぐらいか。あとはAV男優だな。まァ、さすがにオファーするヤツもいねェだろうけどさ」
※週刊ポスト2010年10月1日号