9月17日、一緒に麻薬を使った女性を放置して死なせたとして、元俳優・押尾学に保護責任者遺棄罪で懲役2年6か月の実刑判決が出たが、ビートたけしが押尾学の知られざるエピソードを紹介している。
「もうどうしようもない法廷だったね。『チンコ』『セックス』みたいなエロ単語がガンガン乱れ飛んだ押尾学の裁判だけどさ。
そういや押尾のヤローはオイラの映画『アウトレイジ』に出ようとしてたらしいじゃねェかよ。危なかったよなー。なんでも、自分が映ったDVDを送ってきたんだってさ。オーディションの書類選考で押尾を落としたスタッフは、この映画の「陰のMVP」だね。
大ファインプレーだよ。映画のキャッチコピーが『全員悪人』だぜ。そんな映画に押尾が出演してたら、シャレにならなかったんでさ。カンヌ映画祭出品どころか、映画公開すらヤバかったんじゃないかってね。
あのヤロー、『オレの英語はネイティブです』なんていってやがったらしいけど、実際どうだか怪しいぜ。ヘタクソで誰も聞き取れない英語だったなんて噂もあるしさ。『アウトレイジ2』の構想もドンドン固まっているけど、俳優の人選には十分気をつけないとな」
※週刊ポスト2010年10月1日号