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あごをたるませぬためには、寝る時に横を向いてはいけない

 若いころは気にならなかったあごのライン。最近体重は変わらないのに、なんだかたるんだ? そこで、ウオーキングトレーナーの長坂靖子さんにあごを引き締める方法を聞いた。

「女性は家事などで前のめりになる動作が多く、猫背になって顔が前に出やすい。するとあごに肉がつきやすくなるんです」と長坂さん

 成人女性の頭の重量は5-6キログラムあり、前傾姿勢になると頭の重さや重量がすべて顔にかかってくるため、あごに肉がついたり、たるんだりしやすいという。

「顔のラインは日常の動きがつくります。そこで、頭の重さや重力に影響されないために姿勢を見直してください」

 さらに、日ごろの小さな積み重ねがあごをシャープに保ってくれるとも。

「話し方はすごく大切です。ボソボソと口先だけで話さず、大きな口で話す心がけを。特に母音がイやエの場合、横に大きく惹きましょう。ストレッチにもなり、表情も豊かになるので一石二鳥です。そして寝る時は最初から横向きになるのは×。フェイスラインに左右差が出てしまいます。寝入りばなは高さの合った枕で、上を向くよう心がけてください」

 ちなみに長坂さんが認める「あご美人」は女優・小泉今日子(44)だという。

※女性セブン2010年9月16日号

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