国内

渡辺喜美氏 「小沢首相」なら民主党と連立したか否かを語る

菅直人首相と小沢一郎氏


「第三勢力」として国民からの支持も高い渡辺喜美・みんなの党代表(58才)。続投が決まった菅政権が安定するかどうかは、政策ごとに時には民主、時には野党側と組むという「クロス連合構想」を提唱している同党の動向が鍵を握る。渡辺氏に菅改造内閣にどう対峙するのかを聞いてみた。

【Q1:菅首相とはやはり組めない?】
「この3か月で菅内閣がやったことは、天下りを解禁し、官が民を支配するシステムの強化だった。みんなの党はその撤回を主張していく。アジェンダ(政策課題)が根本的に違うのだから結婚できるはずがない」

【Q2:「小沢首相」なら連立できた?】
「小沢さんがいう国家資産200兆円の証券化も私が通常国会の代表質問でいったこと。良い政策だと認めてパクるのなら大いに結構だ。しかし、小沢さんはその200兆円を財源にすると言い出した。そこが違う。その金で国の負債を減らすと同時に、天下りをなくして予算の無駄を省くことで財源をつくるというのがわれわれの主張。そこまで踏み込めば、霞が関に衝撃が走っただろう」

聞き手■武冨薫(ジャーナリスト) 撮影■太田真三

※週刊ポスト2010年10月1日号

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