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鍋料理はもはやオールシーズンのモノ? 夏は絶好調だった

 今年の夏は非常に暑い夏だったが、突如として人気となったのが「鍋料理」。

「タジン鍋をはじめとした土鍋の人気が夏場も落ちず、中には入荷待ちの商品も出ています」というのは、京王百貨店の広報担当者。材料を揃えた後は調理時間もかからなかったり、鍋を火にかけておけばラクチン、というのが鍋料理人気の理由だ。

 レトルトの鍋つゆも人気で、イトーヨーカドーでは「今年はお客さまのご要望もありラインナップを充実させたところ、昨年の約2倍の売り上げとなりました」(広報)。またミツカン広報によると、ここ数年、夏場の鍋つゆの売り上げは急増。10年7月の売り上げは、07年同月の約9倍となっている。

 そんな鍋料理だが、二つ、オールシーズンにピッタリの鍋を紹介しよう。考えてくれたのは料理研究家の濱田美里さんだ。

■土鍋無水煮

【1】トマト、玉ねぎ、なすなど適量を食べやすい大きさに切る。

【2】土鍋に【1】を並べ、塩、オリーブオイル適量をかける。ふたをして中火にかけ湯気が出たら弱火に。40分で火を止め、余熱でしばらく蒸す。

■トマトすき焼き

【1】にんにく1片、セロリ1本、玉ねぎ1個を切る。

【2】トマト5個はすりおろす。

【3】土鍋で【1】をいため、【2】を加えて塩少量をふる。酒2分の1カップ、みりん大さじ3、砂糖少量、しょうゆ大さじ3を入れ、牛肉500gを煮る。

※女性セブン9月23日号

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