バラエティー番組でするどいトークを繰り広げる女装家のマツコ・デラックス(37)や24時間テレビでマラソンを完走したはるな愛(38)をはじめ、“おネエ系タレント”たちをテレビで見ない日はない。
「そもそも“おネエ”というのは女性の言葉や仕草をデフォルメして使う男性のこと。ゲイだからニューハーフだから“おネエ”ってわけじゃないの。広くいえば藤井隆さんのように女性言葉を使うタレントさんも“おネエ”のひとりよね」というのはイラストレーター(漫画家)兼エッセイストのはるきオネエさん。
メイクも服装も完璧な女性に見えるおネエから、筋肉質でマッチョなんだけど話すと妙に乙女なおネエまで、確かにいろんなタイプがいる。同じく“おネエ”事情通でカラーセラピストの憲オネエはこういう。
「ひと言におネエといっても心が女性で男性を好きなおネエから、心は男性のまま男性を好きなおネエもいる。女性と男性、両方の気持ちを持ち合わせているおネエもいるのよね。テレビに出てるおネエ系をあえて大きく分けると、美輪明宏さんを元祖とする美を追求する美キャラ系と、“おすピー”(おすぎとピーコ)さんを元祖とするおもしろトークのしゃべくり系っていえるかしら」
※女性セブン9月23日号