地上波、BSなども含めると関東圏だけでも30以上の韓流ドラマが放送されているいまは、まさに第二次韓流ブーム! ワイドショーよりも猛暑よりも燃(萌)えた!? その魅力に迫っちゃいます。
『コーヒープリンス 1号店』(07年)は、コン・ユらキャストが軒並みブレイクし、主人公のショートヘアやロケ場所のカフェなどが大流行。社会現象を巻き起こした。放送終了後のいまもロケ地には観光客が訪れている。日本でも9月初旬時点で15時の時間帯にもかかわらず視聴率5.6%を記録。
『美男ですね』(09年)は、若手実力派俳優と超人気アイドルバンド『CNBLUE』、『FTIsland』などとの組み合わせが見事マッチした話題作。吹き替えなしの演奏はファンをも虜にし、サントラCDも人気を博した。日本でも同時間帯で『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)を抜き、視聴率トップになったことも。
第二次韓流ブームについて、フジテレビ『韓流α』プロデューサーの松崎容子さんは、こう分析する。
「7-8月に放送した“夏祭り”は初の試みだったんですが、昼下がりに気軽に楽しめるライトなコメディードラマを放送したことで、多くの反響を得ることができました。また内容的にも、ハッピーエンドという、定番ではあるけど懐かしくて安心する物語展開は、日本人もやっぱり好きなんだなと思いました。これまでのブームを支えた40-50代の主婦層に加え、10代の若い人たちへも人気が広がり、新しい韓ドラブームを実感しています!」
※女性セブン2010年9月23日号