『バカでも年収1000万円』(ダイヤモンド社)がバカ売れしているコンサルタントで“バカリーマン”を自称する伊藤喜之さん(1981年・愛知県一宮市生まれ・スポーツ特待生として大学進学し「学力ゼロ」、その後商社にはいるも1年半で退社しバイト生活を経験)に、1000万円プレーヤーになれた極意を聞いた。
「こんなバカ丸出しのぼくが1000万円プレーヤーになれたのは、エリートや天才たちがやらなかったことをしてきたから。スキル、学歴、語学力、資格など関係ナシ。どんな状態からでも人生大逆転できる方法があって、それを実践しているだけなんです」
とはいえ、自分の経験が他人の興味を引くなど思いもしなかったそう。
「ぼくは学生時代、ちょっと勉強ができただけで一流大学や一流企業に就職して、たいしたことをしてないのに高い給料をもらっているニセ・エリートたちが憎い!(鼻息)。考えてみると、世の中的には“そこそこ”の大学や高校を出て、“そこそこ”の会社に勤める人がほとんどで、エリートは少ないじゃないですか。“仕事はバカなほうができる”といっていたらそれはおもしろいといわれて。ぼくのメソッドが誰かの役に立てるのかな、って思ったらアイディアが溢れ出してきたんです」
これが多くの人に共感され、いまや「ベストセラー著者」になったのだ。
※女性セブン2010年9月30日・10月7日号