菅直人総理との民主党代表選に敗れた小沢一郎衆議院議員(68)。そんな小沢氏の寵愛を受けているのが、民主党の青木愛衆議院議員(45)だ。9月9日発売の週刊新潮が青木氏と小沢氏の秘書による“不倫お泊りデート”を報じ、同日発売の週刊文春が青木議員と小沢氏による“京都の夜”を報じるなど話題となった。彼女はなぜ、小沢氏の寵愛を受けるに至ったのか?
テレビ番組のリポーターなどを務めていた青木議員が、「小沢一郎政治塾」への入塾を思い立ったのは01年、36才のとき。入塾条件は35才までだったが、青木議員は小沢氏に直談判した。
その一途さが小沢氏の目にとまり自由党に入党。03年衆院選で同党の比例代表候補となり初当選を果たすが、05年の「郵政解散」にともなう衆院選では落選してしまう。
その青木さんを、自分の研修会などの仕切り役として重用したのが小沢氏でした」と語るのは、政治評論家の有馬晴海氏。
「そのうえで小沢氏は、青木さんに自分の秘書を3人もあてがい、潤沢な資金を用意して07年の参院選に出馬させ、当選させている。落選中の一介の若手議員を、そこまで面倒みるのは異例のこと。政治家としてというより、女性としての青木さんに惚れ込んだとしか思えません」(有馬氏)
昨年8月の衆院選では、小沢氏の命を受け、青木議員は参院から鞍替えし“刺客”として立候補した。
「激戦の末、青木さんが当選。党本部にいた小沢氏はその知らせを受けると、トイレに行くふりをして、人知れず涙をぬぐって喜んだといいます」(全国紙政治部記者)
民主党の若手議員はこう話す。
「小沢さんは、どんなことでも口答えをせず、黙って従う青木さんのことがかわいくて仕方ないんです」
※女性セブン9月30日・10月7日号