庶民の食卓を助ける青魚として注目されるのが“いわし”。さんま高騰と反比例するように、いわしはどんどんプライスダウンしている。
東京都中央卸売市場の築地市場の生さんまの卸値が1キログラム735円(9月第2週現在の中値)に対し、いわしは1キログラム210円(同)と3分の1以下。いわしは店頭で1匹60円程度で売られ、ここ数年と比べると3-4割ほど安くなっている。
では、栄養は? 管理栄養士の米澤須美さんが語る。
「さんまは生活習慣病の予防になるDHAやEPAの不飽和脂肪酸が豊富に含まれることで知られていますが、いわしにもさんまの50%くらい含まれているんです。さらに高血圧を予防するカリウムはさんまの1.6倍含まれます」
※女性セブン2010年9月30日・10月7日号