元祖「お嫁さんにしたい女優」ナンバーワンの市毛良枝(1950年生まれ)が80年に雑誌『GORO』でフルヌードを披露したときの衝撃は凄まじかった。弁護士と泥沼の離婚劇を繰り広げ、芸能マスコミを騒がしてからは、テレビで見かけることも少なくなったが、どっこい「アウトドア界のカリスマ」として活躍していたという。(週刊ポスト2003年9月5日号より)
『ウォーキングマガジン』編集長の長岡徹郎氏がいう。
「創刊以来、市毛さんにはよく登場してもらっています。主に関東近県の丘陵地帯などを歩いて、市毛さん自身に原稿を書いてもらっていますが、読者の評判も上々。とくに女性読者にはファッションも参考になるようですね」
もともと運動が得意ではなかったという市毛だが、もっぱらハイキング三昧の日々を送っているとか。彼女の知人が語る。
「99年に環境庁の『環境カウンセラー』の資格も取得。登山家の田部井淳子さんの環境調査隊に加わって、エベレストの標高5300メートル地点まで登山者の残したゴミの実態調査にも出かけています。登山仲間も、最初は『女優が登山?』と煙たがったようですが、山小屋での仕事ぶりなどから、今ではすっかり一目置いているようです」
また、最近でも映画『おっぱいバレー』や『岳』などに出演するなど、女優としても活動中だ。