その亀裂はどこの母娘にもあるような、小さな意見の食い違いがきっかけだった。母・松田聖子との口論で、娘・SAYAKAは「ママは世界一最低」と捨て台詞を吐いて決裂してしまったという。(女性セブン2005年6月16日号より)
04年6月、宮本亜門演出でミュージカル初挑戦したのを機に、アメリカで本格的に勉強したい、と希望するようになったSAYAKA。実は、この話をもちかけたのは恋人でギタリストの北野正人だったという。
「そもそも北野さんは、アメリカで彼女と音楽活動を始めようと考えていたんです。それに、日本にいると聖子が何かと介入してくるから、アメリカにふたりで“駆け落ち”したいというような気持ちもあったみたいです」(芸能関係者)
娘の申し出を聞いて、もちろん、聖子は大反対した。
しかし北野に心酔していたSAYAKAは一歩も引かない。母娘ゲンカは連日のように繰り返された。初めて反抗心を見せた娘に、聖子もいままでになく感情的になった。
「物を投げあう大ゲンカになり、ガラスも割れて怒鳴り声が飛びかい、あまりの激しさに近所の住人が110番通報し、警官が駆けつける騒ぎになったんです」(警察関係者)
とりあえずはアメリカ行きは思いとどまったSAYAKAだが、この一件後の04年12月中旬、実家を飛び出してしまった。その後は聖子と一緒に過ごした休日のことをブログに書くなど、仲は修復しているようだ。