女優・沢尻エリカは2000年代後半、「別に…」騒動に始まり、電撃結婚、事務所解雇、ヌードCM復帰、そして離婚騒動など、波乱万丈な人生を送っていた。そんな彼女が離婚を決意とされた直後の胸の内は相当激しく揺れ続けていた。(女性セブン2010年5月20日号より)
ファッション誌『グラマラス』(講談社)5月号のインタビューで沢尻はこんなエピソードを明かしていた。
≪去年の年末、日本に戻ってきて間もなくの頃、身体中に発疹が出てしまったことがあったんですね。(略)先生に見てもらったら“怒りが溜まってる”って。ちょうどその頃、プライベートなことでものすごく怒っていたんだけど≫
このころから、彼女は大きな悩みを抱えていたのだ。沢尻を知る芸能関係者は語る。
「沢尻さんは高城さんと結婚して以来、ロンドン、スペイン、オーストラアリア、と海外と日本を行き来する“ジェットセッター”のような生活といわれていました。夫婦揃っていつも旅行をしていて、高城氏はどれだけお金を持っているんだろうって話題になったほどでした。ロンドンでは家賃60万円の高級アパートで生活していましたし…。
でも、実態はまったく違ったようです。スペイン、スイス、ロンドン…たくさん口座があるんですが、彼女はそのうち2つしか使えなくて、その他は全部、高城さんが管理していたと彼女はいっています。語学学校の学費も、もちろん生活費も別々でした」
そんな中、新たなるトラブルも発生。
「沢尻さんには、携帯電話など公共料金が滞ったトラブルもありました。“億万長者”と報道された夫と世界中を巡るセレブ生活で、自分の預金残高はどんどん減っていくばかりだったそうです」(前出・芸能関係者)
こうして沢尻は精神的に追い込まれ、果てには離婚を決意するに至ったというのだ。