仮に北朝鮮と日本が武力衝突となった場合、弱腰の今の民主党政権は果たして国を守れるのか。 若手空自佐官の男性が危惧をする。
「どんな政権であっても、我々は国を守るために命を賭ける覚悟があります。しかし、今の政権は中期防を先送りして棚ざらしにしておいて、自分たちの代表選で1 か月近くの政治空白を作った。
その間に敵が攻めてきていたらどうするのか。国防より選挙が大事という政治家たちに、部下が犬死にさせられるとすれば、耐えられません」。
「その時」になる前に、政治家はもちろん、国民全体の議論をもっと深める必要がある。
※SAPIO2010年10月13・20日号