卵子提供による体外受精妊娠を告白してから1か月。今年5月に2回目の卵子提供を受け、6月に妊娠が判明した野田聖子議員(50)が、卵子提供者の女性について語った。
「私は血液型以外一切の条件をつけませんでした。私はみなさんに公表せざるを得ない立場だから、いくら似せたところで子供は自分の出自を知ることになりますから。みんな1年かけて選ぶとかいう人もいるみたいだけど、私のほうの体力の限界もあるし、とにかく時間優先でした。
だから主治医の先生がこのかたでどうですかとおっしゃっていただいたかたに即決しました。実は、卵子を提供してくださった女性の小さいころの写真だけはいただいたんです。子供の写真だから、5才ころの写真かしら。それが若干、ジュリア・ロバーツさんに似ているので、私たちの間ではジュリアさんって呼んでいます(笑い)」
今回の卵子提供でかかった費用は約500万円という。その金額は一般家庭にはとても出せない金額であり、野田氏の立場だからこそできたことだという否定的な意見もあった。
「不妊治療をしている女性には体外受精を10回する人も少なくない。そのお金とほぼ一緒です。体外受精10回やって打ちひしがれる精神的な慰謝料を加算すれば、妊娠できる可能性の高い卵子提供のほうがいい」(野田氏)
※女性セブン2010年10月14日号