生前に財産分与などについての意向を記しておく「遺言書」にも関心が集まっているが、より気軽に、“もしものとき”に備えてのメモ帳として使えるのが「エンディングノート」だ。
介護、葬式、お墓についての希望や、財産の記録、家族や親戚、友人たちへのメッセージなどを日ごろから書き残しておくといい。文房具メーカー大手のコクヨもこの商品に力を入れている。
『エンディングノート<もしもの時に役立つノート>』(コクヨ・1470円)は、写真や住所録、葬儀で流したい音楽CDの保管もできる。
「高齢者だけではなく、30-50代のかたにも利用していただいています。自分の死を考えるのが苦手なかたにも、生きているうちから役立つ備忘録として、幅広い年齢層に活用していただきたいですね」(コクヨ広報)
※女性セブン2010年10月14日号