9月15日付のブログで自身がプロデュースする化粧品会社から身をひいたことを発表した杉本彩(42)。
04年11月に設立された会社だが、この杉本の退任発表直後、9月16日付で社名を変更し、“脱杉本”を図っている。しかし、その生まれ変わった会社の役員には、なぜか杉本の実妹の名前があった。
9月21日に発売された自叙伝『リベラルライフ』(梧桐書院刊)によれば、杉本は会社を設立させる際に、その経営を実妹と妹の内縁の夫に委ねた。数年後には、責任感を与えるために、株も3人で均等配分したという。
だが妹たちが「経営の素人」だったために、会社の業績は徐々に悪化していったという。にもかかわらず、妹たちにはその危機感もなく、逆に“自分たちが会社をここまで大きくした”と「勘違いの自己過大評価」を始めたと杉本は書いている。
さらには、そんな妹と一緒に暮している母親へも、「社会の厳しさと現実を知ってもらうために」仕送りをストップしたといったことが綴られている。
杉本退任の裏にあった、妹、そして母との確執。事の真相を杉本の母親に聞いた。
「会社はいま妹のほうがやっているんです。経営に関してはよくわからないんだけど、あまりにもあの子(杉本)が、わからんこといい出したので、下の娘も怒ってね。まあ、そういうのがあってもめて、(杉本が)“親の縁、姉妹の縁を切る”っていい出した。それで、私はストレスから胃潰瘍ができ、いま病院通いなんです…」悲痛な表情を浮かべながら母親はそう話した。
※女性セブン2010年10月14日号