10月4日、午後7時35分過ぎ、東京拘置所から保釈された押尾学被告(32才)。東京・新宿の弁護士事務所に向かった後、支援者らと新宿のホテルの一室へ移動したという。
「その部屋で弁護士たちと簡単な“出所”祝いのパーティーをしたそうです」(押尾の知人)
拘置所内では相当数の法律の本を読み漁り、貪欲に刑法や刑事訴訟法の知識を身につけていたという押尾。一審判決に対しても、「逮捕や起訴自体に問題があり、不当だったのではないか」などと憤り、そもそも遺棄致死罪で起訴されなければ、裁判員裁判でさらし者になることもなかったのではないかと不満を募らせているという。
この日は簡単なパーティーで終わる予定だったが、弁護士たちとこれからの対応を巡って話をしているうちにヒートアップ、熱い作戦会議になっていった。
「深夜4時を過ぎても押尾さんがいた部屋から、いろんなかたの熱弁の声が聞こえてきました。“売名行為じゃダメなんだよ。どんなマスコミ対応をしていくかだよ!”といった男の人の声も聞こえてきて、何だかちょっと怖くなっちゃいました」(居合わせた宿泊者)
※女性セブン2010年10月21日号