“10代のカリスマ”として、いまもファンに愛され続けている尾崎豊さん(享年26)。その長男・裕哉(21)が10月2日にラジオのパーソナリティーとしてデビューした。
InterFMの番組『CONCERNED GENERATION』で週1回、DJを務めることになった裕哉。その歌声は、父・尾崎豊さんにそっくりなのだという。豊さんの父で、裕哉の祖父である健一さん(83)はこう話す。
「2年前、19才のときに裕哉がうちにやってきました。顔つきが豊そっくりで、背は豊より大きくなっていました。その日は、豊が使っていた形見のギターを持ってきていたので、私が“歌ってくれ”ってせがんだんです。すると裕哉は、“19だけど、『15の夜』を歌います”といって、豊の遺影の前で歌ってくれました。その歌声が驚くほど豊に似ていてねぇ。それで私が、“似ていて上手だが、歌にはオリジナリティーが必要なんだ”というと“アメリカで育った自分の思いを入れてるし、オリジナル曲もつくってるんだ”って笑ってましたよ」
その1年後の昨年9月、20才になった裕哉は、バイオリニスト・高嶋ちさ子(42)のコンサートにスペシャルゲストとして参加。ここで『I LOVE YOU』を歌い、聴衆をくぎづけにした。以来、豊ファンの間では、裕哉さんの歌声が父親にそっくりだと話題になっている。
※女性セブン2010年10月21日号