整理収納アドバイザー1級の免許を取得し、講演などで活躍する“収納王子コジマジック”こと、漫才コンビ、オーケイのツッコミ担当・小島弘章さんが、「捨て方」を完全レッスン!
鉛筆1本でも消しゴム1個でも、いるものといらないものに区別してから捨てることが大切。「日本人は捨てるという言葉に敏感。でも“使うか、使わないかで分けて”っていわれたら意外と区別できる。これが“捨てる”第一歩!」(小島さん)
ただ、急にものを減らすとダイエット同様、リバウンドをおこすことも。「あれもない、これもないと不安になるとまた買ってしまう。リバウンドを防ぐためにも、なぜ捨てるかを自分でしっかり納得しとかなあかんで」(小島さん)
「捨てるものと捨てないものを区別するときに迷ったら、“ここ1年間で使ったかな?”と考えてみて。使っていなければ思い切って処分すること。悩む時間が減って分別のスピードが増すと、思い切りもよくなってくるはず」(同)。以下、「たとえばこんなものありませんか?」の例と小島さんのアドバイスだ。
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【いまや化石! 30年前に買った“マイボーリング”】
「こんなもんよう持ってたな! 使ってないならすぐに処分を。ブーム性の高いものは買う前にしっかり吟味せな!」
【10年前に使ったきりのスキー板】
「シーズンものも何回使ってるか考えて。玄関先に置いてる時点で持て余してるやん!」
【子供が飽きちゃったおもちゃの山】
「“まだ動くから”はいい訳。子供にも区別する習慣をつけさせることも大事やで」
【5年間使っていないスーツケース】
「しばらく使ってないならスペースの無駄。レンタルできるものは処分の対象にして」
※女性セブン2010年10月28日号