10月7日、胆のうがんのため都内の病院で亡くなった野球評論家の大沢啓二さん(享年78)。その最期を看取ったのは由紀子夫人(77)とその妹、マネジャーのわずか3人だった。
大沢さんは40年以上も前に前妻と離婚。前妻との間には大沢あかね(25)の母とその弟の2人の子供がいたのだが、前妻はあかねの母を、大沢さんは息子を引き取った。
ラジオ番組での共演以来、15年以上も大沢さん夫妻と親交のある女優・浅香光代は、昨年4月に思いも寄らない相談を受けた。それは、あかねとその母が原因という、大沢さん夫妻の断絶だった。
「奥さんから電話があって、1年間、親分と口を利いてないことを相談されたんです。なんでも、奥さんが旅行に行っているときに、あかねちゃんとお母さんが親分の家に会いに来たらしいんです。奥さんが旅行から帰ると、いつもはコップ一つ洗ったことのない親分なのに、台所に湯飲みが洗って伏せてあったそうです。
しかも、近所の人が奥さんに“あんなにかわいいお孫さんがいていいですね。この間、あかねちゃんに会いましたよ”なんていうから、それはもう頭に来てしまったそうです」(浅香)
夫人はかねてから、あかねが芸名として大沢姓を名乗り、「親分の孫」として活動することに不快感を隠さなかった。息子や内孫を気遣ってのことだった。
※女性セブン2010年10月28日号