『VOGUE NIPPON』11月号(9月28日発売)で、国会議事堂内で写真を撮影したことで蓮舫・行政刷新担当大臣(42)が野党議員の片山さつき議員(51)や佐藤ゆかり議員(49)などから批判されているが、その批判は民主党内部からも出ているという。
「蓮舫大臣は民主党の顔だけに、菅直人首相(64)や仙谷由人官房長官(64)ら幹部は“大した問題ではない”と火消しに躍起ですが、小沢ガールズには不満が噴出しています」(国会担当記者)。
小沢ガールズとは、民主党内で元幹事長の小沢一郎議員(68)を支持する約20人の女性議員。菅首相と小沢氏が正面衝突した先の民主党代表選では、その大半が小沢氏を支持。 一方、蓮舫大臣は一貫して「反・小沢」の立場をとっている。
代表選では菅首相を支持し、それでなくても小沢ガールズの反発を買っていた。「民主党は庶民の党。ブランド好きの大臣なんていらない」と小沢ガールズのひとりがいえば、他の女性議員も、「彼女のやったことは明らかに売名行為。神聖なる国会の場を汚しています。党の執行部に処分を求めたい」と、周辺に語っている。
民主党若手議員の話。
「不倫疑惑が浮上した青木愛議員(45)や、ヌードの過去が暴露された田中美絵子議員(34)ら、小沢ガールズは何かとバッシングの対象になりやすい。そこで小沢グループは、彼女たちがメディアの取材を受ける場合は届け出るよう指示し、事実上制限してるんです。彼女たちにしてみれば、脚光を浴び続ける蓮舫大臣が羨ましくて当然。野党になって出番の少なくなった自民党の片山さんや佐藤さんにしても、同じ心境ではないでしょうか」
※女性セブン2010年10月28日号