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テレビを見る時は部屋を暗めにして「節電モード」を活用する

 冬のガス・電気代は夏に比べて約3割増しに。そこで、少しでも節約対策をしている人も多いはず。でも、それがかえってお金がかかっている場合があるという。家電の正しい省エネ法を、お教えします。

【落とし穴1:30秒をケチって年4100円の損】 

 DVDやブルーレイなどの機器は、スイッチを入れてから起動するまでに30秒くらい時間がかかる。最新の録画機にはすぐに起動できる“高速起動”モードがついているものがあるが、そんな機能が高コストにつながる場合も。

「便利だけれど、待機消費電力が大きい。毎日このモードを使った場合、通常起動と比べると月約340円高くなってしまいます」(節約アドバイザー・和田由貴さん) 

【落とし穴2: 節電モードを生かしきれない】 

 テレビの電気代を左右するのは画面のバックライトの明るさ。明るくするほど電気代は高く、テレビの機種によっては明るさを自動的に調節する「節電モード」がついている。 

「部屋が明るいと、テレビのバックライトも自動的に明るくなってしまい、電気代は変わりません。昼は電気を消し、夜もテレビを見るときは部屋を暗めにすれば節電機能が生かせます。1日4時間半視聴する家庭では、1か月約400円近く節約できますよ」(和田さん) 

※女性セブン2010年10月28日号

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