サッカー日本代表・ザッケローニ監督に「携帯電話禁止令」を出されるも、一人携帯電話を使用したことがバレてしまった本田圭佑(24)。ちなみに、ケータイと同時に禁止されたのが「ホテルでのサンダル履き」だ。
足の甲にモノを落としたり、爪を剥がしたりする危険があるという理由だが、「中田ヒデを尊敬する本田はファッションも真似てサンダル履きで帰国したことがある。それを知った監督が“ヨーロッパでプレーしているのに、サッカー選手の常識も知らないのか”と呆れたのがルールの発端とされています」(同前)と、“本田を狙い撃ちした”と見る向きもある。
実際、ザッケローニ監督と本田の2人のソリが合わない様子は、8日のアルゼンチン戦前からあった。W杯後に中村俊輔が代表を引退したため、代表の「背番号10」は空席となっており、本田はその継承を強く希望していた。しかし、ザッケローニ監督が、「本田が10番にふさわしいかどうかは、しばらく時間をかけて判断したい」と、ダメ出しをしたことで、現在も欠番のまま。
「新代表の初合宿では、本田をサブ組に入れる場面もあった。“本田でも特別扱いはしない”というザック流のメッセージなのかもしれませんが、周囲は本田がいつ爆発するかとヒヤヒヤです」(前出・協会関係者)
※週刊ポスト2010年10月29日号