10月21日、南田洋子さん(享年76)が亡くなって1年を迎えたが、その夫の長門裕之(76)と南田家の間には深い確執が生じているという。
両者の溝を決定的なものとしたのが、昨年の南田さんの葬儀だった。
南田家の人々はお手伝いがしたいと申し出たが、長門からは何の連絡もなし。そのうえ葬儀では、喪主である長門から何の挨拶もなかったという。しかも、生前から南田さんとの不仲で知られた長門の弟・津川雅彦(70)らが遺骨を抱いて最前列に並ぶなか、南田家の人々は最後列に追いやられたのだった。
また、南田さんは生前から南田家の墓への分骨を希望しており、長門もそのことは承知していたという。しかし、南田さんの甥(実弟の長男)で、音楽プロデューサーの北田陽一郎氏(41)が火葬当日、骨を受け取りに行くと、長門に「なんでお前が受け取りにくるんだ!」と拒否され、いまも分骨は果たされていないという。
「最初は分骨してくれるということだったんで、私たち(南田家)の菩提寺に連絡して埋葬する手はずを整えていたんですよ…。葬儀が終われば当然、お骨は持って帰れるものだと思ってました。なのに…」(北田氏)
長門側からは葬儀の後に「分骨はしない」という電話が1本あっただけで、その後、南田家側は埋葬されたお寺の場所すら教えてもらえなかったという。
※女性セブン2010年11月4日号