大阪地検特捜部による証拠改ざん事件の捜査チームの主任である長谷川充弘検事から話を聞き出すために、目下、夜討ち朝駆け取材が過熱しているが、その長谷川検事に一番食い込んでいるのが朝日新聞の女性記者だという。
30代前半、色白で目鼻立ちのはっきりとした鈴木京香似の美人。連日のように、朝日が証拠改ざん事件の最新情報を抜いているためか、彼女の取材力に対し、ライバル紙の記者からはこんな嫉妬交じりの声が聞こえてくる。
「東京の社会部に在籍し、検察担当だった彼女は長谷川検事と旧知の仲で、メールで情報をやり取りできる関係なんだとか。検事は庁舎から出る時に、『今から出るよ』と連絡を入れているそうです。最高検からの情報と思われる記事は朝日が先行することが多く、明らかに彼女の取材が抜きん出ている」(全国紙検察担当記者)
ちなみに彼女、この事件の応援のために東京から大阪入りしていて、長谷川検事と同じホテルに宿泊しているという。それがまた、他紙の記者からしたら面白くないようで、
「ホテルの近くのコンビニで二人が一緒にお酒とおつまみを買っていたらしい」
「ホテルの部屋でお酒でも飲みながら、個別で取材しているんじゃないか」
との噂話まで飛び交うほどだ。
※週刊ポスト2010年11月5日号