名を上げ、財を成した人々の特徴や傾向をデータで分析すると、意外な結果が見えてくるもの。では、億万長者はどういう人で、その納税額の変遷は?
1983~2004年度までの22年間で、最高納税額は1998年の元レイク会長・浜田武雄氏の69億7000万円。2位はレバノン人・デビス氏の68億5000万円(1988年、渋谷の土地を売却)。3位はユニマットグループ代表・高橋洋二氏の68億4000万円(01年、所有株の譲渡益)。
誘拐や恐喝を誘発するという理由で、高額納税者公示制度は04年度が最後となったが、同年1位の投資会社社員・清原達郎氏は初のサラリーマン長者だった(納税額は36億9000万円)。
※週刊ポスト2010年11月5日号