ドリームジャンボ宝くじで1等・前後賞3億円を当てた群馬県在住の浅香千代吉さん(81)について、本誌が報じたのは今年1月のこと。浅香さんが宝くじを買い始めたのは60才近くになった、平成にはいってからだった。買うのはもっぱらジャンボ。
1回につき連番で30枚と決めていたが、もちろんまったく当たらなかった。2008年1月に、妻は死去。悲しみにくれたが、その年の6月、ドリームジャンボでなんと3億円が当たった。いまも宝くじを買い続けているという浅香さんはどんな方法で、買っているのか?
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宝くじはいまも変わらずに買っているよ。ジャンボのときは、街へ出たついでに買うってことが多いな。床屋や買い物などに行くついでに買うんだよ。今回のオータムジャンボは70枚買ってしもうた。
昔は30枚ずつだったけど、3億円当たってからは、50枚買ったり、30枚買ったり、70枚買ったり、必ず30 枚とは決まっていないよ。別に欲が出たわけじゃないんだけどな。3、5、7と上一桁が奇数になるよう買うことにしている。そのほうが運が離れないような気がするんだよ。
私はこう考えているんだよ。10万円とか100万円とか小さいのがちょくちょく当たる人には大きいのが当たらないと。だからね、今回まったく当たらないと、次にまた大きな楽しみがあると思っている。だから当たらないからって、やっぱり宝くじは当たらん!とか、もう買わない!とか思うんじゃなくて、しめた、よし、これでまた次があるぞ!と思うようにしてるんだよ(笑い)。
それに私はいい奥さんがいたからな。普通は旦那が当たらないと、奥さんも「あんた、もうやめなさいっ」ていうほうが多いだろう?
でもうちの姉さん(浅香さんは妻をこう呼ぶ)はそのようなことは絶対にいわなかったからな。むしろおれがやめようか、といったときに、「宝くじだけは生きている間、買い続けないとダメだよ」と病床でいってくれたくらいだからな。だからこれ(宝くじ購入)は死ぬまでやり続けようと思っているよ。
※女性セブン2010年11月18日号