BIGBANG、KARA、少女時代などK-POP勢の台頭もあり、韓流人気も第2次ブームに突入したといえる昨今。そんななか、ヨン様に代表される第1次ブームのスターたちは、ファンにとってどんな存在になっているのか、韓流ファン5人が語った。
【座談会参加者】
■駒井千佳子さん:『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などで芸能リポーターとして活躍中。
■村上淳子さん:『韓国ドラマ缶』『韓流マニア缶』(ともにマガジンハウス刊)の著者。韓流エンタメ講座の講師としても活動。
■高橋智子さん(44・仮名):13歳と11歳の娘あり。“冬ソナ”時代からの韓流好き。
■塚本典子さん(47・仮名):昨年、再放送の『宮廷女官チャングム』をきっかけにようやく韓流ドラマにハマる。
■江島由美さん(47・仮名):『美男ですね』でチャン・グンソクのファンに。息子と娘はK-POPファン。
*****************************
高橋「以前の韓流ブームのひとって、どうしてるのかしら?」
塚本「前は、ヨン様って、ちょっとあんまり…だったんです。でも、いまあらためてドラマを見ると、『ああいう人はほかにいないな』って思いました」
高橋「でも、なんかマイケル・ジャクソン化してるっていうか…。私は『冬ソナ』から韓流に入った正統派なので、ヨン様好きな時代もあったし、一時代を作った人なので、すごい人だと思うけど、なんであんな神がかっちゃったのか残念…」
駒井「ファンがそうした部分もありますよ」
村上「祀り上げられた、ね」
江島「まあヨン様がいなかったら、こんなブームは起きなかったんですもんね。感謝すべき存在な気がします。ヨン様が上手なファンとの接し方を示してくれたのは事実」
駒井「ベルリンの壁じゃないけど、(日韓の)壁がとっぱらわれたんですよね」
村上「それにしても、第1次ブームの旧世代の人は、洋服なんかスタイリストのいいなりっていう人も多いですよ。趣味の悪いダイヤのプチネックレスとかしてた人もいたし(笑)。されるがままなんですよ。それにひきかえ、新世代はミュージシャンの人が多いからか、センスアップしてる」
高橋「超新星は老若男女に好感持たれるというか。スタイルがいいから着映えもするし。ガタイがいいのに、正確は子犬なところもいいんですよね。コン・ユとか子犬系〜」
※女性セブン2010年11月18日号