「国会の転倒娘(※5月12日の衆院内閣委員会の国家公務員法採決の際に転倒し、自民党議員から押されて転倒したと主張。その後、松葉杖や車椅子姿でしばらく登院したが、「自作自演ではないか」という疑惑が持ち上がった)」が、今度は「転落」で永田町を騒がせた。
2日未明、都内の自宅マンション4階から転落し、全治1か月の重傷を負った三宅雪子・衆院議員(45)である。
さらに、三宅氏が直前まで自身のツイッターに、「信頼していた人から人生最大の裏切りを受けた」(10月22日)と書き込んでいたことも相まって、周囲には「本当に事故だったのか」と訝る声が後を絶たない。
三宅氏の“不穏”を感じていた本誌は、実は転落直前の週末に同氏の選挙区である群馬・高崎で取材していた。接触した三宅氏の有力後援者は、2日後の悲劇を予見していたかのような話を口にしていた。
「最近、三宅さんは『全然眠れない』と愚痴をこぼすことが多く、打ち合わせ中に“薬を飲んでくる”といって席を外すことがある。最近は秘書が一斉に仕事をボイコットしたことがあったとも聞いています」
こんな話をする地元政界有力者もいる。「三宅先生はご主人との関係で悩んでいるとあちこちで語っていましたし、プライベートでトラブルでもあったのかもしれない。ただ、三宅さんは年下の県議たちにも“●●くぅ~ん”と甘えてくるから“愛人ではないか”と噂されていた民主党県議もいて、そういう目で見られやすいことも事実です」
三宅氏は10月28日の園遊会について「初の夫婦同伴。最後かも」とつぶやいていたほか、過去にも「夫とは1か月会話がありません」などと、思わせぶりな書き込みをしていた。
本誌は噂の県議に直撃。三宅氏のブログに「イケメン独身」として頻繁に名前が登場する石川貴夫県議は、元NHK記者で三宅氏より一回り以上若い32歳だ。「こういっては何ですが、三宅先生は僕たちに誤解を招くような話し方をされるのでそういう声が上がるのだと思います。一緒に飲みに行ったことくらいはありますが、愛人だなんて冗談じゃない」(石川氏)
三宅氏の夫は自宅のインターホンを押しても全く応答はなし。事務所を通じて「一日も早く公務に復帰したい」という三宅氏の肉声を早く聞きたいところである。
※週刊ポスト2010年11月19日号