秋の東京六大学野球で50年ぶりの優勝決定戦を制した早稲田大学。なんといっても注目は、先発マウンドに立った主将・斎藤佑樹投手だった。
優勝翌日の会見で、斎藤はドラフト指名を受けた日本ハムについて「いい球団と聞いている。(入団後は)ダルビッシュ投手からいろいろ学びたい」と入団に前向きな発言、また「息の長い、記憶に残る投手になりたい」とプロへの期待も口にした。
斎藤(左)、福井(中)、大石(右)の3人で通算52勝を積み上げた。
六大学通算で31勝を上げた斎藤。早稲田は4シーズンぶり42度目の優勝を果たした。
ゲームセットと同時にベンチにいた斎藤はチームメイトを追い越して一目散にマウンドに駆け上がった。
神宮球場から早稲田大学までのパレード。大隈講堂前で行なわれた優勝祝賀会には約7000人が集まった。
撮影■山崎力夫、藤岡雅樹
※週刊ポスト2010年11月19日号