自分でできる「人間ドック」を奨励している桐生医院理事長の桐生迪介さんによると、セルフチェックを習慣づければ、異常をいち早く察知できるようになるという。そんな自分「人間ドック」のなかでも簡単にできることが、「ホクロ」を見ることだという。
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医学的に「色素性母斑」といわれるホクロ。メラニン色素を含む細胞が集まってできたもので、ほとんどが良性。だが、中には悪性のものもあるので、観察を怠らないで。
【心配なホクロ】
・盛り上がっているもの
・境界があいまいなもの
・色の濃い部分と薄い部分があってまだらなもの
【心配ないホクロ】
・5mm以下の小さいもの
・境界がはっきりしているもの
・色が一定なもの
【特に注意したいホクロは】
1.足の裏のホクロ
歩くたびに刺激を受ける足の裏のホクロは、皮膚がんになる可能性もある。状態をときどき観察すること。
2.爪の下のホクロ
爪の下のホクロは、縦の帯状になるが、これらはすべて要注意。皮膚がんの可能性が。
※女性セブン2010年11月25日号