ある意味、後世に語り継がれる日本シリーズだった。延長15回引き分けとなった第6戦は5時間43分、第7戦も延長12回、4時間56分を要する大熱戦。とにかく長い、日本一決定戦だった。
テレビ中継の舞台裏では色々なドタバタ劇が起きた。第6戦、解説として放送席にいた野茂英雄氏には「居眠り疑惑」が浮上した。
元々口数は少なかったが、終盤は話さなくなったので“まさか寝たんじゃないだろうな”と心配されました。隣にいた田尾(安志)さんが“寝てるようでよく見てる”といってフォローしていましたね(笑い)。皆さんには放送中一度もトイレに行かず、頑張ってもらいました」(フジテレビ関係者)
※週刊ポスト2010年11月26日・12月3日号