インテリアショップ・ニトリが主婦層に大人気だ。「ニトリ好きな人」は「ニトラー」と呼ばれるほど。不景気が続き外出を控える人が増えている中、“わが家を少しでも快適にしたい”という人たちを中心に、支持を受けているようだ。
ニトリ昨年の売り上げ高は2862億円、経常利益は474億円。2010年2月期までで、23期連続増収増益を達成。11月3日には、東京・お台場のヴィーナスフォートにも出店、その勢いは止まらない。
キャッチフレーズは「お、ねだん以上。」。お手ごろな価格はもちろんだが、それ“以上”の魅力があるようだ。
「シンプルなデザインのものが多くて使いやすいですし、同じ商品でも、カラーバリエーションが豊富」と、ニトラー歴10年の主婦・田中典子さん。
「ニトリの歩き方」というサイトを運営する主婦のやまちゃんさんは「大型家具の無料配送が魅力。指定地域内+対象商品であれば配達無料、組み立て設置まで配送員さんがやってくれる。女性ひとりでも対応ができるのですごく助かります」と語る。
引っ越しごとにインテリアを総チェンジする人もおり、ファストファッションのように、インテリアもある程度使ったら、好みで買い替える“ファストインテリア”の時代にはいったのかもしれない。
※女性セブン2010年11月25日号