パナソニックが主催するイベント「アースランチアワー2010」が、インターネット動画共有サービス「Ustream」を通じて世界中にライブ中継された。
世界中にライブ中継された「ランチタイムに、どんなエコができるか」がテーマの番組には、「ツイッター」やソーシャルネットワーキングサービス「フェイスブック」を通じて、視聴者もエコアイディアやレシピを投稿できるなど、インターネットならではの新しい取り組みが話題となった。
「キッチンは知らないうちにムダが出やすいところですから、こまめに省エネすれば、期待以上の・お得・が生まれますよ」
と、節約アドバイザーの丸山晴美さんはいう。
「例えば、野菜は皮ごと調理する、キャベツやブロッコリーの芯をスープにする、揚げ油を炒め油に転用するなど、ムダを徹底的に減らせば、最大で月2000円もの節約になります。
3つくらい仕切りがついているお皿でワンプレートランチ・にすると、洗いものを減らせるし、豪華に見せることができます。また、鍋底の水気を拭いてから火にかけるだけで2%も効率アップ。底が広いやかんを使うのも手。底が16cmのやかんに比べて、24cmのものなら、ガス代が毎回0.1円お得です」(丸山さん)
【うちでもできる! エコランチ実践法】
<水をためて使おう>
「野菜や食器を洗うとき、桶に水をためて、流しっぱなしの時間を朝晩1分間、12リットル節水すると月約168円の節約に。米のとぎ汁は植物に使います」
<火を効率よく使おう>
「鍋の底から炎がはみ出ないようにするとガス代が月約30円、落とし蓋をすると毎回約6.9円、お湯を沸かすときにふたをすると毎回約0.3円節約できます」
<洗いものを増やさない工夫をしよう>
「野菜の下ゆでするときは袋に入れて電子レンジにかけ、袋の端を少し切って水切りすればOK。なべやざるを洗うための水も時間も節約できます」
<ゴミを出さないように心がけよう>
「かぼちゃやさつまいもの皮はかき揚げに、大根やセロリの葉は刻んでしらす、しょうゆ、ごまと炒めるとムダを省きながらおかずを1品増やせます」
※女性セブン2010年11月25日号