新語アナリストの亀井肇氏が、これから世の中に浸透しそうな言葉を先取り紹介。「ぱんだら。(Pandara)」という言葉を同氏は紹介しているが、これについて解説する。
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【定義】写真や画像にある顔の部分を認識して、自動的にパンダに変えてしまうサービス。インターネットやiPhoneで利用できる。
【パンダ化】開発したのは東京・多摩市のベンチャー企業の「インクリメント」。デジカメやケータイなどで撮った写真をパソコンに取り込み、「ぱんだら。」サイトを開き、変換したい写真データをサーバーに送って待っているとすぐに「パンダ化」された写真が表示される。保存することもできる。
【顔認識】「インクリメント」は顔認識技術を開発しており、これを応用したもの。顔の輪郭、目、鼻、口、眉の位置を50個の点として置き換えた座標データを作って、それにパンダのイラストを当てはめている。
【蛇足】iPhone用アプリは230円で発売している。
※SAPIO2010年11月24日号