芸能

太田光代さん 小4のときに医者への夢を諦め、料理学校に通う

 爆笑問題の太田光(45)の妻で、彼らの所属事務所社長でもある太田光代さん(46)。多忙を極めるヤリ手社長のイメージが強く、料理をする姿は想像できないが、このほど料理本である『太田光代の豪快料理帳』(1470円、ポプラ社)を出版した。

 本書出版のそもそもの動機は、少女時代までさかのぼる。

「私、小学校4年生のときから花嫁修業のお姉さんたちに交じって、料理教室に通っていたんです。周りのお姉さんたちは私より12、13才は上でしたけど、包丁さばきは私のほうが上でしたね(笑い)」

 先天性の股関節脱臼をわずらっていた光代さんの物心がついたのは、病院のベッドの上。毎日ふれあうのは医師や看護師ばかり。 

「将来は、私もお医者さんになる、と決めたんです。だから、猛烈に勉強して、クラスでもトップを走り続けていました。ところが、あるとき気がついたんです。医者になるにはうちの経済力では無理。といって国立大学の医学部へ進むほどの学力はもっと大変だな、と。わずか小学校の半ばでそこまで悟ったんですから、すごい早熟ですよね(笑い)」

 クラスの友人たちが学習塾に通い出すのと前後して、パタッと勉強をやめた。

「目標も何もなくなってしまい、どうしようかというときに思いついたのが、料理教室でした。もともと料理は好きだったし、仕事を持っている母に代わって、小さいときから食事を作っていましたし。友達を誘って、週に1回、通うことにしたんです」

 何かひとつのことを始めると、ほかのものは一切、目にはいらなくなるという光代さん。料理教室には予習してから行き、習ったメニューは復習を欠かさなかった。すぐに基本をマスターし、めきめきと腕を上げていった。

※女性セブン2010年12月2日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン