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有名レストランに出没する「イレラン族」は正午になると消える

 新語アナリストの亀井肇氏が、これから世の中に浸透しそうな言葉を先取り紹介。「イレラン族(Eleven-Lunch Madam)」という言葉を同氏は紹介しているが、これについて解説する。

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【定義】「イレブンランチ族」の略。デパートやショッピングセンターに出店している有名レストランなどに、友人らと開店時間の午前11時に入り、正午前には出て来る主婦。

【サービスランチ】デパートなどに出店している有名レストランは午前11時~午後2時ぐらいの間は、客寄せの手段として1000~1800円程度のランチを用意している。価格に比して内容も充実していて、主婦たちにとってみると「お得」という感覚が働くのである。

【混雑】ただ、「安くて美味しい」という評判になると、正午の昼食時に行けば長い列に並ばなければならない。それを避けるために開店の午前11時とともに入り「ランチ」を注文するのである。1時間ぐらいかけてデザートまで食して、正午の混雑時には店を出ることになる。

【蛇足】お父さんたちは正午から長い列を作る。

※SAPIO2010年11月24日号

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