離婚から6年5か月も経っている保阪尚希(42)高岡早紀(37)“元夫婦”。当時は円満離婚を強調していたが、なんといまごろになって金銭トラブルが勃発した。
高岡と保阪が結婚して4年目の1999年に、ふたりで購入した東京都港区の3階建ての一軒家。当時で2億円以上はしたという。
その後、離婚時に保阪が財産分与として持っていた8分の5の所有権を高岡に譲渡している。同時に保阪と高岡のふたりで借りた1億4500万円のローンの負担は高岡側が引き受けることになった。ところが、今年の9月29日、保坂がその土地・建物を差し押さえていた。
では、なぜ離婚から7年が経ったいま「差し押さえ」なのか。保阪が高岡に貸していたお金の返済が滞っているのだとしても、すぐに差し押さえができるものでもないという。
「一般的に差し押さえる方から先方に対して、お金を返せという内容証明郵便が送られるなどの交渉が繰り返されているはずです。そして、それでも応じない場合、裁判所に強制執行の手続きをすることになります」(離婚問題に詳しい弁護士)
裁判所が強制執行を認めるには、よほど相手が誠意のない対応をした場合に限られるという。ただし、高岡側は保阪による競売関係の申し立てと差し押さえを「無効」と主張し、東京地裁に異議申し立てを行っているという。
高岡を知る芸能関係者によれば、高岡側には、こんな思いがあるという。
「保阪さんは2人の子供の養育費を払っていないそうです。保阪さんにすれば、家を渡したんだからという意識もあるんでしょう。でも、高岡さんにしてみれば、“養育費をもらってないのに、お金を払えといわれても納得できない”ということなんでしょう」
※女性セブン2010年12月2日号