今月7日にも神奈川県秦野市の畜産農家で、ツキノワグマが、ハチミツなどを入れたドラム缶のわなにかかっていたことが報じられていたが、今年はまさに“クマの当たり年”。よって、森に近づくときは、クマがいると思うべし。
森林生物の専門家である東京農工大学助教の小池伸介さんが挙げる、クマに出合ったときにやってはいけないのはこの5つ。
【1】大声を上げたり、騒いではいけない。
【2】クマに背を向け逃げてはいけない。
【3】物を投げたり、クマを驚かせてもダメ。
【4】写真のフラッシュなどを使うのもダメ。
【5】子グマを見ても触ろうとしたらダメ。
子グマの近くには母グマがいる可能性が高いので要注意。安易に近寄ってはダメ。クマは逃げるものを追いかける習性があるといわれているので逃げると危険。モノを投げたり、大声を出すとクマは興奮する。ちなみに、「死んだフリ」の効果は未証明だ。
※女性セブン2010年12月2日号