“お金持ちの妻”といえばブランド物を買い漁り自由気ままな生活をしている印象が強い。が、富裕層向け高級雑誌の編集者はいう。
「必ずしも美人ではないんです。起業して一人立ちした夫をビジネス面でもサポートするキャリア妻も増えています」
専業主婦は少数派で、夫の年収が1500万円を超えると妻の就業率が高まるとの統計も出ているという。
「名」より「実」をとるのは、伴侶選びだけではない。富裕層の資産管理や子供の教育などを請け負う永田町ファミリーオフィスの相山豊代表の話。
「お金持ちを続けている人に美食家は少ないというのが私の実感。接待などで三ツ星レストランを予約することはあるでしょうが、休日はマックや吉野家で食事を済ます人もいます」
コストパフォーマンスを追求するのも、資産を蓄えるには必要な条件だろう。
※週刊ポスト2010年11月26日・12月3日号