40代女性の“二回目の初めて”に直面する恋、そして苦悩を描いた連続ドラマ『セカンドバージン』(NHK・火曜22時~)が同世代の女性たちの共感を呼んでいる。
30~60代の女性に、セカンドバージンに関するアンケートを行ったところ、本気で恋をしたいと答えた女性は70.5%だった。しかし踏み出せない理由に「セックス」をあげた人も多かった。自分の崩れた体形を人に見せられないという思いが強いという。
結婚16年目の美由紀さん(42・パート勤務)は、子供を妊娠して以来、“セカンドバージン”になったという。まさか中学生の娘をもつ自分が再び恋をするなんてないだろうと思っていたが、職場でたまにシフトが一緒になるひとまわり年下の男性を意識するようになった。
「仕事の合間にちょっと雑談をしたり、旅行に行ったあとにお土産を渡したり…なんていう程度の関係で、完全に私の片思いなんですが、生活にハリが出た感じがします。
ただ、もし彼とつきあったら…なんてたまに妄想することがあるんですが、食事したり映画を見たり、デートはしたいけどセックスは絶対に無理。ドラマのあんなにきれいな鈴木京香さんだって不安になるくらいなんですから、20代のときより10kg以上も太ってしまった私に裸になれるはずがないですよ」(美由紀さん)
※女性セブン2010年12月2日号